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2015年7月3日金曜日

「信号器具箱」 1

京都本線淡路駅下り第一場内信号機
2013.10.28

信号器具箱の上に信号機が立つ、ふるいタイプです。
阪急では、2000年以降も三国駅地上時代や暫定梅田駅渡り線設置までの中津駅付近に残っていました。
また、宝塚ファミリーランド展示のものが、正雀に保管されていると思います。
器具箱の上辺に、鉄道会社名が鋳込まれていることが多いです。

器具箱をアップしてみますと、

やはり、上辺になにやら文字が見えます。


箕面有馬電気軌道が阪神急行電鉄(略して、阪急)となったのが1918年。
一方、新京阪鉄道は京阪電気鉄道へ吸収され、さらに京阪は阪神急行電鉄へ国策統合、
京阪神急行電鉄となったのが1943年(元京阪部分は1949年分離)。
つまり、1918〜1943年に新設された阪神急行電鉄内の信号器具箱が、
1943年以降に京都本線にやってきたということになるかと思います。
この器具箱上にも、右から「阪神急行電鐵株式會社」の文字がなんとなく読めるからです。

しかし、さらにアップしてみますと・・・


どうも1文字多いようです。
はっきり判読できないのですが、
阪神急行電鐵道株式會社
I?
当時、「電鉄」なんて名称は阪急しかなかったから、
「道」をつけてくださった、ご配慮エラーでしょうか??
「道」でなかったら、何なんでしょうか?


2 件のコメント:

  1. 何とも不思議な文字数ですね。

    阪神も青木駅東側に残っていましたが、高架工事の仮設線建設と共に消滅しました。

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  2. 阪神では
    晩年は器具箱は黒に塗装されていましたがシルバーだった頃の画像
    教科書 「阪神電車 形式集 2」 P55 上

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