近畿日本鉄道 南大阪線 壺阪山駅
なんとホームの縁石が御影石ではありませんか。
全くと言っていいほど見かけなくなり
今となっては貴重ですね。
側壁をよく見ると3層に分れています。
1番下の層は
荒れたコンクリートの上にモルタルで補修
この3層は何を語っているのでしょう。
ホーム端部ですが、かさ上げされていった過程が良くわかります。
1番下の層は、
1923年、開業当時のホームなのでしょうか。
当初の車両、吉野デハ1形は車内にステップが付いていたので
この高さで良かったのでしょう。
1929年、大阪鉄道との乗り入れが開始。
大阪鉄道の車両に合わせてかさ上げされたのが2層目かな
車両の床面とホームの段差を少なくするために
かさ上げした3層目だと考えられます。
以前はどこの鉄道会社も床面とホームは20センチ前後の
段差がありましたが、いつの頃からかは分かりませんが
段差が解消されていきました。
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