バイクや小型自動車に多く使われる小型機械式は有名メーカー以外にもかなりあり、興味は尽きませんが今となっては氷山の一角しか残ってないのでしょう。
今回のものもその一つで手元にある一本は指示矢が破損してて、セルロイドも無くなってますがケースは比較的綺麗です。
ネームプレートはSを大きくデザイン化したShinkoと読めます。
下のKUME-WORKSはメーカー名でしょう。
本体に指示矢のロック機構は無く、バネで下げ位置に戻すようになっているだけです。これはニッポーと同じくオペレーター側でロックする方式です。
電球の口金はネジ式(エジソンスクリューやエジソンベースと呼ぶらしい)自転車用腕木式以外で見るのは初めてです。振動で緩むおそれか自動車用腕木式方向指示器のJIS規格には適合しません。
背面下部の大きな丸穴は指示矢の緩衝ゴムが付いていたのでしょう。
ケース長さ約200mm、アポロやニッポーの小型とほぼ同寸です。